移住のお知らせ
移住アドバイザーとは?
2018年9月3日
移住アドバイザーとは?
若者が地方へ移住することが増えてきた昨今、奈良県・東吉野村も少しずつですが、若者や子育て世代が移住し始めています。
中には、「移住はハードルが高いけど、ちょっと暮らしを覗いてみたい」と思っている人もいるかもしれません。
奈良県・東吉野村には、気軽に相談できる“移住アドバイザー”がいます。
聞きなれない言葉なので、「移住アドバイザーは、どんなことをしてくれるの?」「どんな人が移住アドバイザーなの?」など様々な疑問があるかと思います。
今回、東吉野村の移住アドバイザーについてインタビューをまとめました。
移住に興味がある人の相談窓口
移住アドバイザーとは“地方・田舎への移住に興味がある人に、移住者の立場から相談に乗ったり、サポートしたりする人”です。
アドバイザー自身も、東京からの移住を経験しており、初めは驚きや戸惑いの連続だったそうです。そんな経験があったからこそ、移住希望者をサポートしたいという気持ちが芽生えました。
東吉野への移住を少しでもお考えの方であれば、どなたでもご相談いただけます
移住アドバイザーの具体的な仕事
1. 東吉野村の移住ホームページを通じて、東吉野村を知ってもらう
2. 電話・メールなどのお問い合わせに対応
3. 実際に東吉野村に訪れてみたいという方のサポート(村内の案内)
4. 移住時のサポート(スーパーや病院など生活に必要な情報をお伝えします)
5. 移住後のサポート(実際に暮らしてからの問題の相談)
また、移住アドバイザー自身も子育て世代ということもあり、子育ての実際についてもお伝えできるそうです。
ありきたりな良い面だけでなく、リアルな声を聞きながら相談できるというのは、大変心強いですね。
東京から移住して戸惑いばかりだったアドバイザーの過去
恥ずかしい話ですが、私はあまり計画性のない移住でした(笑)その分大変な思いもたくさんしてきたので、過去の経験をお伝えできます
移住アドバイザーの大谷さんが、東京から奈良県・東吉野村に移住してきたのは、2014年のこと。
当時、子育てのことや今後の生活について妻と話した際、田舎への移住を決意しました。
どこか地方への移住を決めた後、まずは仕事を探すことにした大谷さん。
地域おこし協力隊を募集している奈良県・東吉野村の存在を知り、思い切って応募してみたそうです。
面接の時に東吉野村に訪れた大谷さんは、東京とのギャップに驚きました。
全然人がいないんですよ(笑)
大勢の人がごった返す、東京・新宿駅から夜行バスでやって来た大谷さんは、まずは人がいないことにビックリ。
今となっては、東京には人が溢れており、東吉野村のほうが普通の感覚になりました。
妻や子供を連れて初めて東吉野村に来たのは、引越しの日でした。住居に到着してすぐ、また驚きました(笑)
都会の引越なら、ハウスクリーニングされた家にすぐに入居できるのが当たり前。しかし、大谷家の新居は、大掃除することから始まりました。
東京から長距離運転して来て、ようやくたどり着いたらこれかー!? と、笑っちゃいましたね(笑)
今でこそ、過去の体験は全て笑い話になりましたが、奥様も当時は苦労したとのこと。
スーパーがどこにあるか分からない(スーパーの名前を知らないから検索もできない)、病院もわからない、小さな子供をみながら何もかも分からない状態でした。
でもすぐ、移住したその日に、役場の人が色々教えてくれました。お節介じゃなく、ちょうど良い距離感でサポートしてくれたことは、今でも感謝しています
大谷家のように、驚きの連続を笑い飛ばしながら楽しむのも一つですが、先に知っておいてスムーズに生活に慣れたいと思っている方にとっては、移住アドバイザーは強い味方になってくれそうですね。
移住した後もサポートしてくれるので安心
移住前はもちろん、移住後も私のできる範囲でサポートできればと思っています
知らない土地に移住するのは、心細いことも多いかと思います。しかし、移住前から顔を合わせているアドバイザーがいると思うだけで、心強く感じますね。
田舎での暮らしは、それなりに大変なこともあります。いろんな住民の方とコミュニケーションを楽しみながら暮らしたい方にとっては、良いと思います。
正直に私の経験を伝えますので、お気軽に連絡ください
都会での暮らしもいいけれど、田舎での暮らしも選択肢に入れてみたいとお考えの方は、一度移住アドバイザーに連絡してみてください。楽しい移住失敗談も聞けるかもしれませんよ。
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